2025-08-13

休息は投資「休むことの罪悪感」から卒業するには

フリーランスは休みをとるのが下手?

今週は夏休みという人も少なくないはずだ。この時期にいつも思うのが休みの取り方だ。それもそうだが
最近疲れが取れないとかすぐ疲れる。
長くフリーランスをしているとこの休みの取り方というか休みに対する向き合い方で様々なことが変化してくる
ことに気づくはずだ。

私たち日本人は、昔から「勤勉であること」を美徳として大切にしてきた。でも、その結果として多くの人が抱えているのが「休むことへの罪悪感」なんですよね。自分も振り返るとこの最悪感にしばらく囚われていたような気がします。休まないのが美徳みたいものが確かにありましたね。集団の中にいたりするともっとそれを感じてしまうのではないだろうか。外国と比べて有給休暇の取得率が圧倒的に低かったり、せっかくの休日でも頭の片隅で仕事のことを考えてしまったり…。心当たりがある方も多いのではないかと思う。

でもここ最近自分でも変わって来たなあと思うのは本当の意味での生産性向上を考えるなら、質の高い休息は単に「サボり」ではなく、むしろ必要不可欠なものなんだなあと感じてきてます。去年あたりから働き方を変えてきたせいもありこの休みをとるのがどれだけいいことか。時代の変わり目の今こそ、休息に対する考え方を変える時が来ているのかもしれないと思うようになった。

フリーランス・自営業者の「休暇の作り方」

特に、フリーランスや自営業で働いている方にとって、休暇って本当に難しい課題ですよね。会社員なら決められた有給休暇がありますが、自分で仕事をしている場合は「休暇は自分で意識的に作り出すもの」になります。

「休んだ分だけ収入が減る…」これが一番大きいもんだいです。そんな不安を抱えている方も多いはず。働いた時間がそのまま収入に直結するからこそ、休むことに対する心理的ハードルが高くなってしまうんですよね。

でも考えてみてください。適切な休息なしに持続可能な働き方って、本当に実現できるでしょうか?

答えはNOです。むしろ、計画的に休暇を設定し、なおかつ稼働時間と収入の時間差をつくるのが大事なことでしょう。これは明日病気になって働けなくなった場合などにもあてはまるでしょう。

休暇で重要なのは、「ただ長時間休めばいい」というわけではないということです。

本当に大切なのは、脳を仕事モードから完全に切り替えて、真のリラックス状態を作り出すこと。たとえ短時間でも、深い休息を得ることができれば、創造性や判断力の回復につながります。

例えば「脳の切り替えスイッチ」とは何なのか?

  • スマホを触らないデジタルデトックスの時間
  • 自然の中での散歩やハイキング
  • 大好きな趣味への没頭
  • 美味しいものをゆっくり味わう時間
  • 良質な睡眠を取ること

人それぞれ異なると思うが、自分なりの「完全オフモード」に入る方法を見つけることが、効果的な休息の第一歩かなあと思います。自分はなるべく普段からスマホの通知はオフにしてます。急な予定は入らないようにしてるし万が一何かあったとしてもLINEくらいです。LINEも不要なトークはアーカイブしてます。SNSなんかもアプリは入れないというのも一つの手だと思います。完全オフモードを普段から自分で作るのです。

フリーランス50代からの「戦略的休暇術」

50代を迎えると、多くの方が実感されるのが体力的な変化です。20代、30代の頃のような回復力がなくなってきて、疲れが翌日に持ち越されることも増えてくるでしょう。

でも、ここで諦めてはいけません。確かに体力面では以前ほどの無理はきかなくなりますが、その代わりに豊富な経験値があります。効率的な働き方のコツも身についているはずです。

この年代では、まさに「量より質」を重視した休息の取り方が求められます。

例えば:

  • 健康維持を意識した積極的な休息(ヨガ、ストレッチ、軽い運動など)
  • 将来への準備としての学習時間の確保
  • これまで築いてきた人間関係のメンテナンス
  • 新しい興味関心の探求

こうした戦略的な休暇の使い方が、この先のキャリアを大きく左右するポイントになるのではと思います。

人生100年時代の「休息は投資」という発想

人生100年時代と言われる現代。70歳、80歳まで現役で活躍することを考えれば、休息に対する見方も根本から変える必要があります。

休息は単なる疲労回復手段ではなく、長期的なパフォーマンス維持のための投資なんです。健康こそが最大の資産です。今の無理が10年後、20年後の自分にどんな影響を与えるかを考えれば、休息の価値がより明確になります。

新しいスキルや知識を習得する時間が生まれる

時代の変化は加速しています。継続的な学習なしに長期キャリアは成り立ちません。休息時間を学習時間としても活用することで、将来への準備ができるはずです。
あとは仕事だけの関係ではない、深い人間関係を築く時間も必要です。これらの関係が、将来思わぬ形で仕事に役立つこともあります。まあ無理に人間関係をつくる必要もないとは思いますが。
年齢を重ねるごとに、経験、知識、人脈といった「見えない資産」の価値は増していきます。体力は衰えても、これらの蓄積された財産を最大限に活用するためには、心身のコンディションを保つことが不可欠です。

では、よい休みとは具体的にどんなことから始めればいいでしょう。

1. 休息への罪悪感を手放す

まずは意識を変えることから。「休むことは怠けることではない」「休息は将来の自分への投資だ」と自分に言い聞かせてみる。

2. 計画的な休暇設定

カレンダーに休暇予定を先に入れてしまう。仕事の予定と同じくらい大切な「自分との約束」として扱う。

3. 完全オフの時間を作る

普段から短時間でも完全に仕事から離れる時間を意識的に作る。

4. 自分なりの回復パターンを見つける

何をすると一番リフレッシュできるか、自分の傾向を観察する。

5. 予防的な休息を心がける

「疲れてから休む」のではなく「疲れる前に休む」という発想に転換してみる。
休みありきでそれから仕事の予定を組むというのも考え方によっては悪くないと思います。

休息に対する考え方を少し変えるだけで、働き方や人生そのものの質や方向が大きく変化、向上する可能性があります。特に、長期的なキャリアを考えている方にとって、今の休息の取り方は将来の自分を大きく左右する重要な要素です。

体力的な変化は誰にでも訪れるものですが、それを受け入れながらも工夫次第で充実した日々を送ることは十分可能なはずです。70代、80代まで現役でいるために、今日から「休息は投資」という新しい発想を始めてみるのも悪くないと思うわけです。

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